マウスピース型矯正装置(インビザライン※)を活用した矯正治療の流れをご説明します。
1、相談(カウンセリング)
患者さんのお口の中を拝見して、大まかな治療の流れや期間、費用などをご説明します。疑問や不安に思われることはお気軽に何でもご相談ください。じっくりと患者さんの声に耳を傾け、わかりやすく丁寧にお伝えいたします。
未成年の方は保護者の方とご来院ください。
2、精密検査
効果的な治療を行うために、患者さんのお口の中の情報を総合的に集めます。レントゲン写真や口腔内写真を撮影するほか、デジタルスキャナーによって3次元のデータも得た上で治療プランを作成します。
3、コンサルテーション
パソコンに表示されたデータを一緒に見ながら、予測した治療開始から治療終了までの経過をご説明します。患者さんはこの時点で、どんな風に歯が動いて完成形に至るかを目で見て確認することができます。
およその治療期間や費用の目安もご説明します。
4、お申込み
歯科医師からの説明にご理解と納得をいただけた場合、治療にお申込みいただきます。決して無理に強制することはありませんのでご安心ください。
5、発注
治療に関する同意を得られたら、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の設計や製造を行う米国の「アライン・テクノロジー社」にマウスピースを発注します。当院が送った患者さんの情報や治療計画をもとに同社でマウスピースが製造され、当院に送られます。
6、治療開始
マウスピース型矯正装置(インビザライン)が米国から届いたら、治療を始めます。治療開始当初は月に1度、その後は2、3ヵ月に1度のペースで来院していただきます。新しいマウスピースには約10日ごとに替えていただきます。 マウスピースは1日20時間以上、装着してください。飲食や歯磨きの際は取り外して良いですが、それら以外のときはいつも装着するようにしましょう。治療期間は患者さんによって異なりますが、1~3年くらいが目安です。
7、治療完了・保定期間
予定されていたマウスピースの装着がすべて終わり、歯並びが改善されたら矯正治療は終了です。その後、歯並びの後戻りを防ぐために保定期間に移行します。およそ1~3年間、保定装置をつけるようにしましょう。当院でも引き続き、経過を観察させていただきます。
治療中のサポート
矯正治療は1年以上の長期に及ぶため、治療の間に患者さんによっては新たな疑問や不安を覚えることもあるでしょう。
当院では、患者さんが気になっているものの言えていないことはないか、常に思いを巡らせて小まめにお声がけするようにしています。治療開始前と同様に、治療中も疑問に思われることがあれば何でもお尋ねいただけると幸いです。
また、治療の進み具合についても定期的にお伝えしています。予定通りに進んでいるか、予定とのズレが起きている場合はどのように対処するか。
3,4ヵ月ごとに口腔内写真を撮影して、患者さんご自身に自分のお口の全体像も確認していただいております。
もも矯正歯科で採用するマウスピース型矯正装置、インビザラインは、医薬品医療機器等法において承認されていない医療機器になり、アライン・テクノロジー・ジャパンから入手しております。
マウスピース型矯正装置はインビザラインの他にも複数の種類があり、国内薬事承認を得ているマウスピース型矯正装置も御座います。
諸外国における安全性を挙げると、
米国アライン・テクノロジー社のマウスピース型矯正装置インビザラインは世界100カ国以上で、これまでに800万人を超える症例数がある治療です。(2021年11月時点)
以上のように当院ではインビザラインの実績や安全性を認め導入をしております。