定期的にブラッシングと水洗いをしましょう
お使いのアライナー(矯正装置)は必ず洗浄した後にお口にセットするようにしましょう。歯磨きに用いる歯ブラシを使ってブラッシングをして、汚れを取り除いてください。その後、きれいに水洗いしましょう。マウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合、アライナーは7~10日置きに新しいものに替えるため、基本的にはブラッシングと水洗いのみで大丈夫です。
汚れが気になる方には、専用の洗浄剤もご用意していますのでお尋ねください。また外出する際には、置忘れなどの紛失を防ぐためにも、必ずマウスピース型矯正装置(インビザライン)専用のケースを携帯するようにしましょう。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)を取り扱う際の注意点
アライナーを取り外す際
無理にアライナーを口から外そうとすると、破折してしまうおそれがあります。取り外す際にはなるべく奥歯の方からアライナーを左右均等に浮かせて、少しずつ外しましょう。
アライナーの管理について
アライナーを外しているときには、紛失を防ぐために専用のケースに入れておきましょう。
アライナーのお手入れについて
マウスピース型矯正装置(インビザライン)も天然の歯と同じように表面に食べかすや歯垢(プラーク)が付着します。少なくとも1日に1回は歯ブラシで磨いてください。
また、まれに熱湯に入れて煮沸消毒を試みる方がいらっしゃいますが、これは止めましょう。アライナーが変形したり溶けてしまったりして再び装着するのが難しくなる場合があります。
洗浄剤の使い方
汚れをしっかりと落としたい方には、専用の洗浄剤(リテーナー・ブライト)をご用意しております。
洗浄剤を使用する際の流れ
- アライナー全体が浸る量の温水(約200cc、20~40°)に洗浄剤のタブレットを一つ入れてください。
- 温水が青色に変わったらアライナーを浸します。
- 10分ほど経ったら温水が青色から無色透明になるので、色の変化を確認したらアライナーを取り出してください。このとき、無色透明になった後も長時間にわたってアライナーを浸し続けないようにしましょう。アライナーが痛むおそれがあります。
- 取り出したアライナーを水で十分にすすいでください。これで洗浄剤によるお手入れは終了です。
アライナーの上下とステージ数を確かめる方法
装着しているアライナーの上下やステージ数がわからなくなっても、調べる方法があるので、ご心配は無用です。
装着しているアライナーの上下やステージ数がわからなくなっても、調べる方法があるので、ご心配は無用です。
上あご用は「U」、下あご用は「L」と記載されています
上の歯用のアライナーには「U」、下の歯用のアライナーには「L」と記載されています。またこれらのアルファベットの後ろにステージ数(N)も記載されています。例えば上あご用の9番目のアライナーの場合、「U09N」と記されています。
アライナーをフィットさせる補助アイテム
マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療を受けている際は、アライナーを歯列にフィットさせるために有効な補助アイテムを使います。
アライナーの装着時に噛むことでアライナーがはまりやすくなり、また歯を動かす際に生じる違和感を軽減する効果もあります。
アライナーの使い方
アライナーを装着する際に、アライナーを全歯列にわたって1分ほど、万遍なく噛み込みます。主に、新しいステージのアライナーへの移行後、3、4日間に使用します。
口腔内を清潔に保つために
マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使って矯正治療を行っている際は、お口の中を清潔に保つ必要があります。
水以外の色がついている飲料水を飲むときは、なるべく事前にアライナーを外すようにしましょう。
アライナーを装着したままだと、汚れがつきやすくなるためです。
虫歯や歯肉炎を予防するために、食後は必ず歯を磨いて、その後にアライナーを装着してください。
アライナーを装着する際は、歯に汚れがついてないかを確認しましょう。
もも矯正歯科で採用するマウスピース型矯正装置、インビザラインは、医薬品医療機器等法において承認されていない医療機器になり、アライン・テクノロジー・ジャパンから入手しております。
マウスピース型矯正装置はインビザラインの他にも複数の種類があり、国内薬事承認を得ているマウスピース型矯正装置も御座います。
諸外国における安全性を挙げると、
米国アライン・テクノロジー社のマウスピース型矯正装置インビザラインは世界100カ国以上で、これまでに800万人を超える症例数がある治療です。(2021年11月時点)
以上のように当院ではインビザラインの実績や安全性を認め導入をしております。